やわら整体院では小児を対象とした小児カイロプラクティックを実施しております。
小児カイロプラクティックと聞くと、子どもにカイロプラクティック?と思う人がほとんどだと思います。
しかし、小児カイロプラクティックは子どもを望んでいる大人、周産期の女性を含め18才くらいまでの子どもが対象になります。
健康的な子どもを残し、より幸せに生きてほしい。これは、すべての親の願いでしょう。そのために、より良い遺伝子を子どもに託すことはとても大事なことです。その遺伝子をより良いものにするためにカイロプラクティックを受けることはとても有効なのです。
また、最近では「不妊症」という言葉をよく聞きますが、人間にとって最も重要な役割である「子孫を繁栄させる事」の機能が低下しやすく作られてるとは、とても思えません。
子孫を繁栄させる機能が低下してる原因の一つに考えられる「サブラクセーション(※)」を夫婦共々、カイロプラクティックで取り除く事は大きな前進になるはずです。
(※)サブラクセーション:正常位置よりずれて神経を圧迫している椎骨及び骨盤の歪み
周産期の女性、旦那さん、その両親等、その女性を取り巻く人たちの願いは、「無事で、健康な子どもが生まれてほしい」だと思います。
周産期のカイロプラクティックは周産期専用のテクニックがあるくらい確立されています。お腹の赤ちゃんがより健やかに、母体もより楽しく周産期を過ごせるように、そして出産がより安全であるためにカイロプラクティックは最高の効果が出せます。
カイロプラクティックを受けている周産期の方からは「ビックリするくらい安産でした」という報告ばかり受けます。
諸外国では、小児喘息や中耳炎など様々な子どもの病気に対し、カイロプラクティックは、有効であると判断されました。
しかし、多くの人は「なぜ子どもにカイロプラクティック?」と思うはずです。自分もそのうちの一人でした。その疑問にまずお答えします。
【乳幼児~小児の骨に歪みが生じる原因】
どうして、小さい子ども達の骨が歪んでしまうのか。
最初の原因は、生まれてくる時。つまり、赤ちゃんが産道を通る時です。
産道を通る時、赤ちゃんの中で大きな部位である頭、骨盤がどうしてもひっかかりやすく、その時に受けるストレスが歪みの原因となってしまいます。逆に産道を通らない出産(帝王切開)でも、取り出す時に頭を持って取り出すので、歪みの原因になってしまいます。また、鉗子(かんし)・吸引等を使った場合でもお赤ちゃんの身体に強いストレスが生じてしまうので、歪みの原因になります。
次に成長過程において、首が座る時期、上体を起こす時期、座る時期、ハイハイをする時期など、背骨の頚椎、胸椎、腰椎の自然な弯曲、つまり曲線を作り出す時期などに、ちょっとしたストレスが加わると骨の歪みが生じる事があります。
例えば、幼児期から始まる様々な行動、立つ・歩く・走る、そしてそれらと共に必ずといっていいほど起こる『転ぶ』という自分の意志に反して起こってしまう小さな事故の時です。これらは運動機能を発達させるためには、必ず通らなければならない道ではあり、どのような親でもそれを未然に防ぐことは不可能です。
ほとんどの場合は、その骨格の未熟さゆえの身体の柔軟性によって外部からのストレスは直接的なダメージにはなりませんが、その時のちょっとした要素・タイミングで骨に歪みが生じ、残ってしまうこともあります。
幼児期から、小学生になり机に向かい勉強を強いられるという時期へ変わると、子供の歯が大人の歯へと変わっていくように、骨も成長してしっかりと形成されてきます。
そのような変化のある時期に重いランドセルを背負わされたり、長時間の悪い姿勢が、骨の成長を始めとした神経などにも悪影響を及ぼします。その結果、背骨に歪みをきたしてしまう事もあります。
子どもは大人より柔軟性があり身体が柔らかいというのも事実です。
ほとんどの子供の骨の歪みは遊びの中や運動、そして睡眠中の寝返りなどを通して自然に矯正されます。ですが、全てが矯正されるわけではありません。
状態によっては自然に矯正されない部分もあり、それらをそのまま放置しておくと各種症状を誘発し、将来慢性的体調不良の原因にもなりかねません。
小学校の高学年、10歳前後から始まる第2次成長期の頃に、小さな骨の歪みが大きな骨の曲りとして表面化されてきます。
これが後天的な要因による側弯症の始まりといっても過言ではありません。
ここで子どもの骨の歪みの状態を見逃してしまうと将来大変な思いをすることになります。
子どもの現在の健康と、将来の事を本気で心配し、考えてやるのであれば、出来るだけ早い段階からカイロプラクティックを定期的に行う事をお勧めします。
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